伝統行事

伊勢神宮奉納事業|三年に一度の第30回奉納行事を実施

2025年10月22日・23日の二日間にわたり、
第48回 物故者慰霊祭 および 第30回 伊勢神宮奉納行事 を執り行いました。
三年に一度の特別な奉納の年にあたり、関東の若鳶が集い、
伝統技芸と祈りを捧げる厳粛な二日間となりました。


■ 1日目:物故者慰霊祭(伊勢やすらぎ公園)

10月22日は「物故者慰霊祭」を伊勢やすらぎ公園にて実施しました。
当日は雨天のため屋内での斎行となりましたが、静かに、そして温かく故人を偲び、
これまで伝統を支えてきた先人への感謝を胸に刻む時間となりました。

厳かな雰囲気の中、一同が心をひとつにして拝礼し、
翌日の奉納行事へ向けて気持ちを整えました。


■ 2日目:伊勢神宮・外宮にて正式参拝と奉納

10月23日、早朝より外宮に正式参拝を行い、御前にて木遣り・纏・梯子乗りの奉納を実施しました。
清々しい青空の下、選抜された乗り子たちが高度な梯子乗り技を披露し、
多くの参拝者から大きな注目と称賛を集めました。

木遣りの声が境内に響き、纏が大きく舞い上がる姿は、まさに関東の伝統技芸の象徴。
外宮での奉納は、技と心を整える大切な時間となりました。


■ 内宮にて正式参拝・奉納事業

外宮での奉納を終え、続いて内宮に正式参拝。
それぞれの心に祈りを宿しながら、木遣り・纏行列・梯子乗りを奉納しました。

三年に一度の貴重な奉納の機会。
10月18日の伝統行事研修会での予行練習の成果もあり、
すべての技が安全に、そして見事に披露されました。
選び抜かれた乗り子たちの技は圧巻で、境内を訪れた多くの方々が足を止めて見入っていました。


■ 三年に一度の奉納に寄せて

関東連合若鳶会が受け継ぐ木遣り・纏・梯子乗りは、
ただの技ではなく、祈りと感謝の象徴です。
この貴重な奉納を、無事に全うできたことに深く感謝申し上げます。

感謝と祈りを胸に、今日も佳き日。


奉納行事・慰霊祭 当日の記録

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